Culture

UpDate/2018/3/24


子供和算〜江戸時代からの挑戦状
(ツボウチ塾塾長)坪内 和俊

ツボウチ塾⇒http://tsubouchi-ps2.jp/

この挑戦状に答えてくれるのは小学6年の雄太君と中学1年の七海さんです。

第1問

五助と与平二人で栗拾いに行きました。
二人の栗を合わせて数えると53個ありました。
五助が
「わしの方が与平より7個多かったぞ」
と自慢そうに言いました。
与平は、
「わしの拾った栗方が大きかったわい。」
と言い返しまた。
五助と与平はそれぞ何個の栗を拾ったのでしょうか?


二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ


第2問

長屋のお栄さんは子どもがたくさんいます。
お月見団子を作ったので、子どもどもたちに3個づつ分けたら4個余あまりました。
それで、一人4個づつ分けようと思ったら3個足りませんでした。
しかなく、年下の三人に
「あんたちは小さいからこれだけでいいの!」
と言いました。
すると、年下の三人は
「おらたちも、もっとほしいよう!」
と言って泣なき出しました。
さて、お栄んには子供が何人いるでしょうか?
また、団子は何個作っのでしょうか?

二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ


第3問

越後屋には、信一、信二、信三という三人兄弟がいます。
ある時、神社の祭りに出かけた三人は、お金をし合って両親にお土産を買うことにしました。
信二は弟の信三に、
「お前は小さいから、わしの3分の1でいいぞ。」
すると、長男の信一は、
「それじゃ、わしは信二の2倍出そう。」
と言いました。
三人の出したお金を見ると、
信二は 信三より12文多く出していました。
三人が買おうとした土産はいくらだったでしょう。


二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ


第4問(油分け算)

油屋の小僧 の庄吉さんは、番頭さんから大樽から別の桶に4升の油を取り分けて入れおくように言わました。
でも、取り分けるめの容器は3升入りと5升入りのものしかありません。
困った庄吉さんは番頭さんにどうやったらいいか尋ねましたが、
番頭さんも分からず
「そんな事は自分で考えろ」
と言って怒り出し出しました。
さて、
庄吉んを助けるにはどうしたらいでしょうか?


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第5問

先日の洪水で木造の階段が流されてしまいた。
普請奉行は部下の後藤真兵衛に直方体の石を図-1のように積んで丈夫な階段をつくるように命じました。

図-1 階段のイメージ図

「後藤、石段は何段積めばよいのか」
「お奉行、12段必要です。」
「石は 1 個当たり 1 両だそうな。
 全部でいくらかかるのだ。」
急に尋ねられた後藤真兵衛さんは、焦って計算できません。
真兵衛さんに代わってできるだけ簡単に計算してみまょう。

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第6問

呉服屋の娘 お美代ちゃんはきれいな模様をつくるのが大好きです。
ある時、一辺が8寸の紙で図ような模様をつくりました。
お美代ちゃんは考えました。
「紙の面積は、8かける8で64平方寸だけど、まん中の小さな正方形面積はどれだけかしら。 縞模様のついた三角形が8つあるけど、全部合わせてどれだけの面積かしら?」
さあ、お美代ちゃんのために計算してましょう。

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第7問

三河屋の長男芳太郎は今20歳で、
年の離れた弟(9歳)と妹(6歳)がいます。
ある時、父親が
「弟と妹の年齢の和が、芳太郎と同じになったら、お前にこの店を任せます。 それまでにしっかり修行しなさい。」
と、言いました。
弟たちは、
「わあ、お兄ちゃんすごい。頑張ってね」
と励ましたが、 芳太郎はあと何年で店のことを覚えればいいのか不安になりました。
さあ、芳太郎にあと何年か教えて、安心させてやりましょう。

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第8問

欲張りな勝蔵と働き者の卯吉が代官から10日間の仕事を頼まれした。
手間賃は次のようになっていました。
)1日100文を毎日支払う。
4文をもとに、一日仕事をするごとに倍にする。
   支払いは最終日。
勝蔵は
「4文ばかしの銭でやっていられるかい。
 なら10日で1分(1,000文)になるわい」
と思って、の方法を選びました。
卯吉は、
「それなら、私はでお願いします。」

1文銭(左)と1分銀(=1,000文)

十日後、最後の100文をもらった勝蔵は、 卯吉のもらったお金を見てびっくりするやら悔しがるやら大騒ぎでした。
さて、卯吉はいったいいくらもらったのでしょうか?

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第9問

廻船問屋の手代伊代吉は、
90里離れた港町の船問屋まで使いに行くことなりました。
1日9里歩くので片道10日かかります。
出発してから6日後に、
大事な書類を忘れていったことに番頭さんが気付きました。
「あの粗忽者の伊代吉めが。
 大事なものを忘れていきおった。飛脚を頼んで届けさせろ!」
というこで、飛脚の辰五郎がやってきました。
「あっしは1日27里走ります。
 この韋駄天の辰にお任 まかせくだせい。」
と言って、さっそく駆かけ出しまた。
さて、
本当に辰五郎は
間に合うのでしょ うか?
辰五郎は何日で
伊代吉に追いつくか
求めてみましょう。

歌川広重『東海道五拾三次、平塚縄手道』


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第10問

常念寺 じょうねんじで檀家に餅を配ることになりました。
2個入りの袋に「に「甲 」、4個入りの袋に「乙 」と書いて区別することになりました。
寺の住職が小僧の珍念と観念に、餅を62個と袋を23枚渡し、
「私はこれから出けるから、夕方帰ってくまでに餅を袋に入れておきなさい。 餅も袋も余らないように、甲と乙の袋に分けるのじゃぞ。」
と言って出掛けてしまいました。
「観念よ、甲と乙の袋をいくつず作ればいいのかな?」
「さあ、分からないよ。いっそのこと余った分は私たちで食べてしまいましょうか?」
などと言っています。
さて、2個入りの「甲」の袋、4個入りの「乙」の袋をそれぞ何袋作ったらいでしょうか?

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第11問

幼馴染のお清とお華が祭り見物に出かけました。帰りに御手洗御手団子とまんじゅうを買っていくことにしまた。
お清は、
「私は、団子を3本とまんじゅうを5個買うわ。」
と言って、34文払いました。
お華は、
「うちは家族が多いから、団子を6本とまんじゅうを8個にするわ。」
と言い、代金が58文になりました。
二人は、家へ帰る途中「おなかすいたわねえ」と言って、まんじゅうをつまみ食いしました。
さて、御手洗団子とまんじゅうはそれぞれいくらで売っていたのしょうか?

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第12問

ある時、寺子屋で学んいた将太は、先生から次のような魔方陣の問題を出されました。
「右のマスに1から9の数字を一つずつ入れて、縦の3つ数の合計も、 横の3つ数の合計も、対角線の3つ数の合計もすべて等しく なるようにしさい。」
将太は寺子屋の仲間といろいろ考えましたが、なかなかうまくいきせん。さあ、あなたはこれを解けるかな?

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第13問

前回の魔方陣が解けた将太は、寺子屋の先生から、今度は右のような魔方陣の問題を出されました。
「右の1から9の数字を1つずつ入れて、 4つの三角形(赤・緑・黄・青)それぞれの3つの頂点の数の合計がすべて等しくなるようにしなさい。」
将太は、再び寺子屋の仲間といろいろ考え始めました。
さあ、あなたは将太たちより早く解けるかな?

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第14問

上町には 11軒の老舗大店があり、下町には 13軒の新しい店があります。
商店から神社の祭礼に寄付を出すことになり、それぞれの町で寄り合いが開かれました。
○上町の寄り合い
下町の店に負けるわけにはいかない。店の数は少なくても合計では下町より多く寄付しましょう。
○下町の寄り合い
上町の年寄り連中に負けてたまるかい。店は小さくても、合計では上町の半分以上にするぞ。
と、気勢を上げています。
両方の店舗から集まった金額は全部で 481両になりました。 上町、下町それぞれ一店あたりいくらの寄付を出したのでしょうか?

二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ




第15問

中町・北町・東町・西町は左の図のように運河で区切られ橋で行き来できます。
中町には蝮の伝蔵、東町には仏の勘助、西町には疾風の与吉という岡っ引きの親分がいます。 あるとき、奉行所からどこかの橋の近くに盗人宿があるという情報がもたらされました。 三人の親分はそれぞれ手下に命じました。
「全部の橋を渡って調べ、北町の奉行所に連絡してこい。 ただし、同じ橋を二度も通るような手間のかかることをするんじゃないぞ。」
しばらくして、
「親分の命令通りすべての橋を調べてきました。」
と手下が奉行所に報告に来ました。これはどの親分の手下だったでしょう?

二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ




第16問

6歳になったばかりの栄助は、お爺さんの碁石で遊ぶのが大好きです。
今日も、お爺さんのいないすきに大事な碁石で遊んでいます。
白と黒の碁石105個を使って、右のように漢字の「田」のような模様を作りました。
「わあ、きれいな模様ができたあ。」
と喜んでいると、お爺さんが返ってきた音がします。栄助は慌てて碁石を片付けました。
さて、栄助の作った模様で、外側の正方形の一辺には何個の碁石が並んでいるでしょうか? また、白と黒の碁石はそれぞれ何個使ったでしょうか?

二人の会話 雄太のこたえ 七海のこたえ




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